ラッコキーワードとは?使い方と登録方法、その他の機能や活用方法について詳しく解説

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ラッコキーワード

ラッコキーワードとは、対策するキーワードのサジェストなどを簡易調査できる人気のキーワードツールのひとつです。

そして、このラッコキーワードは誰でも登録なしで利用できますが、使用頻度が最も高いと思われる各種キーワード調査(Googleサジェスト)は1日5回までの利用制限があり、ユーザー登録(無料)することで1日50回まで増えるので、主にサジェストを調査したいという方なら無料プランでも十分活用できます。

さらに有料プランのみ使用できる項目もあり、単純にサジェストを数多く抽出する簡易ツールというわけではなく、月間検索回数や他のキーワード/質問といった深掘りしたキーワードの調査を行うことも可能です。

他にも共起語や周辺語・連想語、類語・同義語も抽出でき、キーワード調査だけでなくライティングにも活用できるツールとなっており、キーワードを選ぶ際やコンテンツ対策に利用している方も多いのではないでしょうか?

そのため、無料プランのサジェスト一覧だと検索ボリュームが確認できないといったデメリットがありますが、ここでは対策するキーワードを選んで別途キーワードプランナーなどで一括調査すると良いでしょう。

もちろん最近のSEOやマーケティングでは集客数が全てではありませんので、そこまで気にする必要もありません。(とは言え、念のため検索数は調査しておくべきです。)

では今回は、この“ラッコキーワード”について、使い方やプラン内容などについて詳しくご説明していきたいと思います。

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ラッコキーワードとは

ラッコキーワードとは、主にターゲットキーワードに対するサジェストや関連キーワードを一括で抽出できる無料ツールで、“国内トップクラスの無料で使えるキーワードリサーチツール”というだけあって他にも様々な項目があり、対策したいキーワードに関してあらゆる視点から調査できます。(一部の項目は有料です。)

そして基本はサジェストを抽出して、その中からユーザーの役に立ちそうなキーワードやユーザーが悩みを解決する際に検索しそうなキーワードを見つけて記事を書くといった流れになります。(2語、3語での場合検索意図の重複に注意してください。)

そのため、キーワード選定といったコンテンツの対策キーワードを探している方におすすめのツールで、もちろんメインとなるキーワードはすでにあると思いますので、そのキーワード周辺で記事を増やしたい場合に便利なSEOツールと言えるでしょう。

もちろん雑記ブログでもサジェストなど複合キーワードの方が上位表示しやすいので、敢えてサジェストで記事を書いているという方も多いのではないでしょうか?実際単ワードよりもサジェストの方が検索意図が明確なので目的を合致させたユーザーの集客に期待できます。

他にもラッコキーワードでは、入力したキーワードに対して現在上位表示されている20記事から見出しを抽出したり、文字数をカウントしたりと実に様々な競合調査やマーケティングにも活用できます。

ラッコキーワードの使い方

ラッコキーワードの使い方は非常にシンプルです。
基本は対策しているメインのキーワードを入力してサジェストを多く抽出し、必要であればキーワードだけをコピーすることもできますし、そのキーワードで上位表示されているページの見出しや共起語なども抽出できるため、競合サイトの状況も簡単に把握できます。

ただし、登録なし・完全に無料で使うには制限が少ないので、無料のユーザー登録だけ済ませておけば以下の通りある程度使える回数が増えるので、できればユーザー登録して活用すると良いでしょう。(登録なしだとキーワード調査5回で制限されてしまいます。)

  • AIによる提案:10回/日
  • 各種キーワード調査:50回/日
  • 見出し抽出/共起語取得/関連ハッシュタグ:15回/日

そして多くの方はこのサジェストを数多く抽出するために利用しているものと思われ、サジェストで記事を書く時はもちろん、ひとつの記事にコンテンツ内容を網羅したい場合にも参考になります。(この辺りのコンテンツをまとめる・分ける考え方については実際の検索結果などを参考にユーザーにとって有益かどうか?で判断すると良いでしょう。)

基本は、https://related-keywords.com/を開くとすでにフォームが表示されているので、調査したいキーワードを入力して虫眼鏡のアイコンをクリックするだけです。(そこにプルダウンメニューが表示されているので、適宜選択してチェックしてみてください。デフォルトではGoogleのサジェストとなっています。)

キーワード選定におすすめのキーワードツールをご紹介しています。

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サジェストを一括で抽出する

上記の通り調査したいキーワードを入力して虫眼鏡のアイコンをクリックすると、五十音順でサジェストが一覧表示されます。

そして、上部赤枠・赤文字で表示されているのがサジェストの数で、多すぎるとカテゴライズする作業に時間がかかりますし、少なすぎても書く記事がないといった状況に陥ってしまう可能性があるため、ある程度の参考値としてチェックしておきましょう。

ただ、2023年5月18日のアップデートによると以下のような重複しているサジェストに関しては除外しているとのことなので、これまでよりだいぶ精査された一覧が表示されているものと思われます。

  • スペース有無
  • 読み仮名一致(漢字/ひらがな/カタカナの正規化)
  • 組み違え

また、これらのサジェストを別途Excelなどで管理したい場合はキーワードだけをコピーできるボタンが用意されていますので、そちらをご利用ください。(こちらでは使いやすいように重複削除されています。)

他にもGoogleサジェストだけでなく以下の通り様々なキーワードを抽出できるため、適宜選択して利用してみてください。
※一部の機能は有料となっています。

  • サジェストプラス(有料)
  • 検索流入キーワード(有料)
  • 月間検索回数(有料)
  • 他のキーワード/質問β(有料)
  • 記事タイトルの提案(AI)
  • 関連する疑問の提案(AI)
  • 関連ワードの提案(AI)
  • サジェスト(Google)
  • サジェスト(Bing)
  • サジェスト(YouTube)
  • サジェスト(Google動画)
  • サジェスト(Amazon)
  • サジェスト(楽天)
  • サジェスト(Googleショッピング)
  • サジェスト(Google画像)
  • マルチサジェスト
  • Q&A
  • ニュース/話題の記事
  • Googleトレンド
  • 見出し抽出
  • 共起語
  • 周辺語・連想語
  • 類語・同義語
  • 関連ハッシュタグ

このようにラッコキーワードでは基本的にメインとなるキーワードを入力し、それに付随するサジェストや関連語を一覧で抽出できる便利な無料ツールとなっています。

ここからユーザーが検索しそうなキーワードを見つけて記事を作成するということです。

ここではキーワードが違っても検索意図が同じであれば重複コンテンツとなってしまうため注意が必要です。
この“重複コンテンツ”について詳しくは、こちらの「重複コンテンツを避ける理由と正しい対応方法につい」もぜひご覧ください。
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検索ボリュームはキーワードプランナーを併用する

ラッコキーワードでは有料プランに申し込むことによって月間検索回数(同時にCPCや競合性もチェック可能)も調査できますが、無料プランではこの機能が利用できません。

そのため、もし無料で検索数を調査したいのであれば別途キーワードプランナーで一括チェックしてみると良いでしょう。

この場合はラッコキーワードで抽出したサジェストを一旦コピー(キーワードのみコピーできるボタンがあります。)して、キーワードプランナーの“検索のボリュームと予測のデータを確認する”にペーストすると全ての検索数が確認できます。

ただし、キーワードプランナーでは実際に出稿していないアカウントだと1万〜10万といった非常に曖昧な数値が表示されてしまいますが、少額でも出稿してみるとこれまで通り実数で確認できるので、使いやすい方法でうまく活用してみてください。

また、Webマーケティングは検索数が全てではないとは言え、やはりどれくらい検索されているのか気になる要素ですし、場合によっては計測不能(検索されていない)という可能性も0ではありませんので、キーワードの強さ(競合の強さ)を把握しておく意味も込めて念のためチェックしておいた方が良いかと思われます。

ラッコキーワードのサジェストを元に記事を作成する

上記の通りラッコキーワードではメインとなるキーワードを入力するだけでサジェストが一覧表示されます。

そして、このサジェスト一覧を元に記事を作成するわけですが、場合によっては数百以上ものサジェストが取得されるキーワードも十分あるので、その検索キーワードのコンテンツが果たしてユーザーに役立つものなのかどうか?需要はあるのか?などを考慮した上で順に探していきます。(一旦別ファイルにコピーして必要なキーワードだけを洗い出してみても良いでしょう。)

もちろんサジェストでも競合が強いパターンも十分考えられますので、検索エンジンから高い評価を得るためにも記事はしっかりと作り込む必要があり、そもそもニーズのあるキーワードを選択する必要があります。

この場合、キーワードが別でも検索意図が同じなら重複コンテンツとなってしまいますので、何を解決するべきキーワードなのかを明確にしてみてください。

この“検索意図”について詳しくは、こちらの「検索意図の重要性とコンテンツに活かす調べ方について」もぜひご覧ください。
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ラッコキーワードを応用する

ラッコキーワードは基本的にサジェストを一括で抽出するツールと思われがちですが、上記の通り有料プランに移行することで様々な機能が使えるようになります。

例えば“サジェストプラス”では通常のサジェストよりも多くのキーワードが取得できたり、“他のキーワード/質問β”だと検索したユーザーが次に検索するであろうとGoogleが推測した情報を抽出するため、より深くユーザーのニーズや求めているものが把握できると言って良いでしょう。

他にも“検索流入キーワード”は調査したいドメインを入力することで実際どういったキーワードで流入しているのか?月間検索数や順位などが把握でき、“月間検索数の取得結果”ではキーワードプランナーの月間検索数・CPC・競合性のリアルタイム情報が取得でき、要は最新のデータが簡単に調査できるため、サジェスト以外にも様々な視点から深く調べることができます。

そして有料プランも以下のように提供されていて、年払いだと2ヶ月分お得となっています。
※詳しくは公式ページのプラン内容「料金プラン | ラッコキーワード」をご確認ください。

  • エントリー…440円/月(5,280円/年)
  • ライト…990円/月(11,880円/年)
  • スタンダード…2,475円/月(29,700円/年)
  • プロ…4,950円/月(59,400円/年)
  • エンタープライズ…9,900円/月(118,800円/年)

このようにラッコキーワードは、キーワード調査や競合調査など簡易的な使い方から本格的な使い方まで幅広く対応でき、もちろん登録なしでも利用できるので、ちょっとサジェストを調べたい時にも便利なツールです。

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ラッコキーワードにユーザー登録する

先ほどもお伝えした通りラッコキーワードは登録なしでも利用できますが、その場合はキーワード調査5回/日までの利用制限あり、ユーザー登録(無料)するだけでその制限が50回まで増えるので、毎日使わなくとも、たまに利用する時は5回以上調査するといった方なら登録しておいて損はないと思います。

登録は基本的にメールアドレスのみで完了(パスワードは自動発行・後ほど変更可)し、自動で送られてくる返信メールで認証するだけですので登録自体は非常に簡単です。

もちろんクレジットカードの登録も必要ありませんので、使っているうちに自動で課金されるようなこともありません。

ユーザー登録(無料)することで調査回数が増える

ラッコキーワードで無料版のユーザー登録を行うには、まず画面右上の“新規登録”をクリックします。

その後、表示される内容に沿って以下の通りメールアドレスを登録するだけです。

  • メールアドレスを入力
  • 利用規約をご確認の上、同意チェックを入れる
  • 登録ボタンを押す
  • 仮登録が完了

そして、登録したメールアドレス宛に認証のメールが届いているはずなので、認証して完了となります。

そうすることで1日の利用制限が増えるので、マイページ(右上のアイコン)の“契約管理”ページに表示されている現在の使用回数をチェックしてみてください。残りの利用回数をチェックしたい時にも便利です。

こういったサジェストを含むキーワード選定はある程度検索されている、もしくは上位表示可能なキーワードを探すことがひとつのポイントとなります。

また、重要なキーワードを見つけるツールの中には“キーワードファインダー”といった下記のような機能を兼ね備えたSEOにおいて強力なキーワードツールもあるので、比較的規模が大きなサイトなど、ビジネスとして大きくアクセスを伸ばしたい場合に利用してみても良いかもしれません。

  • 関連キーワードを自動取得
  • 検索順位を完全自動チェック
  • 自社・競合を元におすすめキーワードを自動取得

もちろん、上記の通りSEOに重要なキーワードを日々自動で取得していくため、次にどういったキーワードでコンテンツを作成したらいいのか迷うこともなく、キーワード選定に失敗することもありません。(検索数・難易度などから“おすすめキーワード”がわかります。)

まとめ

今回は、サジェストを簡単に数多く抽出したり、メインのキーワード周辺など詳しく調査できる“ラッコキーワード”といったWebツールについて使い方や活用方法をご説明しました。

このようにラッコキーワードは登録なし・無料から誰でも利用できるツールではありますが、実際には5回/日で利用制限がかかってしまうため、まずは無料のユーザー登録を済ませて利用回数を50回/日まで増やして活用してみると良いでしょう。

もちろん使用頻度としてはサジェストの抽出が一番多いかと思いますが、実際使ってみると上位表示されているページの見出しや文字数を簡単に把握できたり、有料プランに申し込めば月間検索数や実際に流入している競合のキーワードなども把握できます。

そういった機能をうまく活かせば、競合サイトに流入しているキーワードを見つけることも簡単でしょうし、その中でもさらに競合が少ないキーワードを見つけることも不可能ではありません。

ただ、一部有料プランでなければ利用できない機能もありますので、他のツールなどと併用して活用すると良いでしょう。

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